1概要
ScalpingGoは、スキャルピングトレードに特化した裁量EAです。
2操作説明
ScalpingGo(EA)をチャートに追加してください。
その際、アルゴリズム取引(自動売買)を許可する設定にチェックを入れてください。
また、必要に応じてパラメータ設定にてカラーテーマ等をカスタマイズしてください。
①取引数量
新規成行注文の取引数量を設定してください。
数量入力部分をクリックすると手動で数量を入力することができます。
プラスボタンで数量を増加、マイナスボタンで数量を減少させることができます。
②新規成行注文
SELLボタンで新規売りの成行注文を発行することができます。
BUYボタンで新規買いの成行注文を発行することができます。
中央部分はスプレッドを表示しています。
③建玉サマリー情報
Volumeは、建玉数量を表示しています。
Priceは、平均建値を表示しています。
Pipsは、Pips損益を表示しています。
Profitは、評価損益(スワップ込み)を表示しています。
④建玉決済注文
100%ボタンでチャートに表示している銘柄の建玉を全て決済することができます。
50%ボタンでチャートに表示している銘柄の建玉ごとに50%分の数量を決済することができます。
10%ボタンでチャートに表示している銘柄の建玉ごとに10%分の数量を決済することができます。
50%および10%分の決済数量については、建玉ごとに四捨五入で丸められた数量が決済対象となります。
0.50ロットと0.25ロットの建玉を50%ボタンで決済した場合、0.25ロットと0.13ロットの決済注文が発行されます。
⑤注文状況・結果
ScalpingGoで発注した新規注文および決済注文の状況および結果をLogステータスバーで素早く確認することができます。
1メモリ1注文となっており、バーの色で処理中・注文成立・注文エラーが一目で分かるようになっています。そのため、誤って二重注文するミスを防ぐことができます。
また、ステータスバーのメモリにマウスカーソルを合わせると、注文エラーの理由を確認することができます。
3パラメータ
3.1取引数量設定
取引数量に関する設定項目です。
初期取引数量係数
銘柄の最小取引数量×初期取引数量係数で決定される初期取引数量を算出するために、「初期数量係数」を指定してください。デフォルト値は"1"です。
例)USDJPYの最小数量が0.01である場合、初期数量を0.10とするには、「初期数量係数」に"10"を指定する必要があります。
取引数量増減係数
銘柄の数量ステップ×「取引数量増減係数」で決定される+-ボタンの増減数量を算出するために、「取引数量増減係数」を"1"以上の値で指定してください。デフォルト値は"1"です。
例)USDJPYの数量ステップが0.01である場合、+-ボタンの増減数量を0.10とするには、「取引数量増減係数」に"10"を指定する必要があります。
3.2トレード設定
トレードに関する設定項目です。
トレードモード(MT5のみ)
「同期モード」または「非同期モード」のいずれかのトレードモードを選択してください。同期モードは、1注文ごとにサーバーからの処理結果の応答を待つ形式のため、複数の注文をサーバーに送信する際はタイムラグが生じます。非同期モードは、注文をサーバーにまとめて送信し、処理結果を後から受け取る形式のため、複数の注文をサーバーに送信する際にタイムラグが生じません。
また、デフォルト値は「非同期モード」です。なお、「非同期モード」でサーバが注文を正常に受け付けない場合は、「同期モード」をお試しください。
なお、MT4は非同期モードが存在しないため、本パラメータは表示されません。
スリッページ(POINT単位)
許容するスリッページをPOINT単位で指定してください。デフォルト値は「5」です。なお、注文が正常に通らない事象が多発する場合は、正常に注文が通るようになるまで徐々にスリッページを広げてください。
3.3表示設定
表示に関する設定項目です。
口座通貨小数桁(MT4のみ)
口座通貨の小数桁を指定してください。デフォルト値は「0」です。このパラメータは評価損益を正規化して表示するために使用されます。
例)ドル建ての口座で小数桁が2桁である場合、評価損益を正しく表示するため、本パラメータには「2」を設定する必要があります。
なお、MT5は口座通貨の小数桁をプログラムで判別可能であるため、本パラメータは表示されません。
PIPS単位切上桁数
通貨ペア等の銘柄をPOINT単位からPIPS単位に切り上げるための桁数を指定してください。デフォルト値は「1」です。
このパラメータはPIPS単位でのスプレッド表示およびPips損益を表示するために使用されます。
例)USDJPYが109.123で小数点3桁のPOINT単位である場合、PIPS単位とするためには、小数点2桁とする必要があるため、1桁切り上げる必要があります。そのため、本パラメータには「1」を設定する必要があります。
3.4カラーテーマ設定
カラーテーマに関する設定項目です。
カラーテーマ
お好みのカラーテーマを下記から指定してください。デフォルト値は"ライト"です。
なお、カスタムを選択した場合は、お好みの配色に変更することができます。
- ダーク
- ライト
- グレイ
- ピンク
- カスタム
4対応バージョン
バージョン | 対応状況 |
---|---|
MT4 | - |
MT5 | ○ |
5ダウンロード
6バージョンアップ履歴
1.00(2023年3月25日)
初公開しました。